日向当帰再生保全会は、日本山人参(ヒュウガトウキ)の栽培・育成を行うことで個体数の増加、そしてその認知拡大に向けた活動を行っています。この活動には、2つの重要な理由があります。
日本山人参(ヒュウガトウキ)は自生しているものに限り、2007年に環境省により絶滅危惧II類(VU)に指定されました。その自生地は、大分県南部から宮崎県北部に限られており、限られた地域にしか分布していません。私たちは、この希少な植物を未来に残すため、自生地域である宮崎県北部の日向市東郷町にて栽培を行い、その個体数を守り続けることを使命としています。
この取り組みは、日本山人参(ヒュウガトウキ)の自生地の一つである宮崎県日向市東郷町の地域活性化を目指すものでもあります。地域の自然資源を活かし、持続可能な形で地元に貢献することが、私たちの願いです。日本山人参という希少な植物の保存と普及を通じて、地域全体がより豊かに、そして活気づくことを目指し、日々努力を重ねています。
2024年に設立した日向当帰再生保全会は、農業を軸に地方文化を再生し、無農薬有機栽培の新たな形を模索するプロジェクトをきっかけにスタートしました。試飲していただいた90%の人に血圧を下げる効果をはじめ、美肌効果、婦人病に対しての効果を発揮。様々な人々の笑顔と後押しを受けて日本山人参(ヒュウガトウキ)作りに勤しんでいます。
江戸時代より旧薩摩藩では「秘薬」として重宝されていたという歴史も。そのため、ごく一部の者しか口にすることを許されていませんでした。今もなおその希少性ゆえに、効能が高いと言われる自生地域で栽培されている日本山人参(ヒュウガトウキ)は決して多くはありません。だからこそ一人でも多くの方に、こだわりを持った生産農家さんと想いを共有して、その気候風土や育成方法に敬意を払い、口にする方の価値観を揺さぶるものを口にしていただきたいと思っています。
日向当帰再生保全会の根底には「日本山人参(ヒュウガトウキ)で一人でも多くの人の健康を増進したい」という思いがあります。「絶滅危惧種」を守り、育てる保護活動だけではなく、その有効成分をどれだけ多くの人に伝えれる商品であるかどうか。その気概をもって、必要な人に、良質な日本山人参(ヒュウガトウキ)を届けること。日々向き合い、新たな可能性や価値を見出すことが、作り手として何よりの喜びです。
日向当帰は希少性のある野草とはいえ、農家さんが、メーカーが一定数お茶として販売を行っています。
その中でも日向当帰再生保全会の商品が「特別な日本山人参(ヒュウガトウキ)」と言われているには理由が3つあります。
苦味を抑える工夫
私たちは、日本山人参を粉末加工する工程で直火焙煎を行い、本来の苦味を抑え飲みやすく仕上げています。日本山人参の特有の苦味は確かに健康に良い証と言えるのですが、私たちはその健康効果をより多くの方に実感していただくため、誰でも続けやすい味わいを追求しました。この焙煎技術により、飲みやすさと健康維持を同時に実現しています。
自家栽培&無農薬農家との契約
私たちが扱う日本山人参は、使用する原料がすべて無農薬で栽培されたものであり、生産農家が心を込めて育てたものと、私たち自身が丹精込めて栽培したものだけを使用しています。安心・安全な品質にこだわった、特別な日本山人参をお届けします。
自生地で生産することへのこだわり
もともと自生していた地域である宮崎県北部、特に日向当帰との深いゆかりを持つ宮崎県日向市で栽培していることです。我々は分析を行い、自生地に近い環境で育てることで、日本山人参本来の効能を最大限に引き出せると信じ、宮崎県日向市にて栽培を始めています。自然の力を活かし、品質と効果に自信を持ってお届けする特別な日本山人参です。